5月にWPMLは、WPMLとWPGraphQLの架橋として機能する新しいグループラグインWPML GraphQLをリリースし、GraphQLスキーマ内で多言語サポートが可能になりました。
Gatsby、React、Vue、その他の人気のフロントエンド技術を使用する開発者向けに開発されたWPML GraphQLは、多言語でヘッドレス WordPress サイト作成に最適なソリューションだとWPMLは紹介しています。
以下は WPML ブログ記事を参考にまとめたものです。 技術的に間違った表現がある場合は、コメントでお知らせいただければ修正いたします。
ヘッドレス WordPress(ヘッドレス WordPress)とは?
簡単に説明すると、ヘッドレス WordPress(headless WordPress)」はフロントエンド用に別の技術を使用しながら WordPressが付随的なタスクを実行する設定を指します。
しばしば WordPress テンプレートとURL階層に従うことなく、完全にカスタマイズされたフロントエンドアプリケーションを構築する必要があります。 つまり、 WordPress テーマの操作に制約を受けずに自分だけのフロントエンドをビルドしたい場合があります。
しかし、すべてのコンテンツの作成と編集については、 WordPressを使用することができます。
この場合、フロントエンド技術として何を使用しても WordPress バックエンドでデータを簡単に渡す方法が必要です。 ここでWPGraphQLが介入します。 WPGraphQLを使用すると、各フロントエンドパーツに必要なコンテンツ要素のみを選択的に正確にプルできます。
最後に、WPML GraphQLは、WPMLプラグインから言語データと翻訳を取得する魔法のような要素です。 これによりカスタマイズ可能な多言語ヘッドレス WordPress サイトを構築できます。
ヘッドレス WordPress サイト構築に推奨される開発スタック
フロントエンド | バックエンド |
---|---|
✅Gatsby(ギャツビー): ユーザー対面アプリケーションまたはサイトを構築するためのフロントエンドフレームワーク ✅Gatsby Add-on for WordPress: Gatsby WordPress バックエンドからデータをインポートできるようにする gatsby-source-wordpress(ギャツビー - ソース -WordPress) アドオン | ✅WordPress: すべてのコンテンツ管理ニーズのためのCMS。 バックエンドのみ。 ✅WPGraphQL plugin for WordPress (WordPress用WPGraphQLプラグイン): WordPressに GraphQL サポートを追加 ✅WPML GraphQL plugin for WordPress(WordPress用WPML GraphQLプラグイン): GraphQLスキーマ内で多言語機能を有効にする ✅WPGatsby plugin for WordPress(WordPress用WPGatsbyプラグイン): オプション。 要件に応じて便利です。 |
WPML GraphQLによる機能改善
WPML GraphQLプラグインはWPGraphQLと統合され、GraphQLスキーマに新しいフィールドとフィルタを追加します。 このプラグインをインストールした後 GraphQL → GraphQL IDEに移動し、 Query Composer(クエリーコンポーザー)を使用して、複数の言語、つまり多言語でコンテンツをクエリおよびフィルタリングできます。
下のスクリーンショットでは 言語 フィールドを使用して WordPress サイトから言語コード、スラグ、URIなどを含むすべての投稿のリストを取得するのがどれほど簡単かを確認できます。 このリストにはが含まれます。 また、 翻訳 フィールドを使用して、各投稿の翻訳について同様の情報を取得できます。
WPML GraphQLとWPGraphQLの間の統合は、多言語サポートを可能にします。
- ヘッドレスマルチリングGoogle WordPress サイト構築
- 新しいフィールド(language、language code、translations)を使用してWPMLプラグインから特定の言語の日付と翻訳をプルする
- ポストタイプ(投稿タイプ)、分類、コメントを言語でフィルタリング
- オブジェクトとノードのための言語データのインポート
- インストールされているすべての言語または特定の言語に基づいてデータを照会する
- さらに、WPML GraphQLはACF、ACF Multilingual、およびWPGraphQL for Advanced Custom Fieldsとうまく機能します。 これにより、ACFフィールドの多言語データと簡単に対話できます。
ダウンロードとインストール
WPML GraphQLはWPMLダウンロードページからダウンロードできます。
インストールするには WordPress 管理ページ→プラグイン→新規追加に移動し、 プラグインのアップロード ボタンをクリックしてダウンロードしたインストールファイルをアップロードできます。
ちなみに、WPMLは現在、年間購読形式のライセンスでのみ購入できます。 安価にWPML永久ライセンス(生涯ライセンス)で多言語作業をしたい場合 ここを参照してみてください。
最後に、
以上で最近リリースされたヘッドレス多言語 WordPress サイト構築を可能にするWPML GraphQLプラグインについて調べました。
最近、WPMLを使ってエレメントページビルダーで制作されたサイトを英語、日本語、中国語など3つの言語に変換する作業を行いました(」WordPress エレメントテンプレートをWPMLを使用して他の言語に翻訳する注)WPMLは以前よりも使いやすく、スピードの面でも改善されていると感じました。
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